ケガというのは、筋肉や血管の一部を損傷し、出血したり腫れたりする状態です。 皮膚の外に出ない内出血や血液中の透明な成分の出血も含まれます。
その場合、ケガを最小限にくいとめるために応急処置が必要です。 代表的な応急処置法に「RICE」があります。 これは下に挙げる応急手当ての4つの原則の頭文字をとった言葉です
1、Rest(安静)
ケガした場合は、レッスンを一時中断させ安静にさせてください。大したケガじゃないと判断してそのままヨガを続けていると、怪我をした箇所の周囲の血管が切れ炎症がひどくなる可能性があります。
2、Ice(冷却)
捻挫、肉離れ、靱帯の損傷、打撲、骨折、脱きゅうなどのケガの場合は内出血と腫れが起こります。この内出血と腫れを最小限にくいとめるため、一番有効なのが冷却(アイシング)をすることです。 腫れた後では傷の治りが遅くなってしまうため、怪我をしたら一刻も早く冷やすことが大事です。
コールドスプレーは短時間で表面だけ冷えるので効果が少ないです。 また、アイスノンは簡単に手軽に冷やすことができますが、冷えによる火傷(凍傷)に注意する必要があります。最も良い道具は氷水です。氷水は0°以下には下がりにくいため凍傷のリスクも少ないです。 アイシングの時間は皮膚の感覚がなくなるまで行い、しばらくしてまた皮膚温度が上がってきたらまた冷やす、といったことを繰り返し行います。
3、Compression(圧迫)
包帯を巻くなどして患部を適度に圧迫することで、損傷した組織の細胞液が他の部分に流れ込むのを防ぎ、内出血と腫れをくいとめます。圧迫、冷却(アイシング)は、腫れる前に素早く行うことが必要です。 ただし、圧迫が強過ぎてしまうと却って症状を悪化させることもあるため注意しましょう。 包帯が難しい場合は、腫れてきそうな部分にパッドやスポンジをあてて、伸縮テープやタオルやマジックテープなどで巻くことも方法の一つです。 圧迫の時間は20分~30分程度を目安に行います。一旦患部をみて、再度行います。
4、Elevation(挙上)
ケガをすると、損傷した部分から血液やリンパ液が出て、腫れがおこります。この時、患部を心臓より高い位置に保ってあげると出血量が減り、腫れを抑えることができます。
急性期(炎症期)と慢性期
炎症期の期間は年齢や組織の種類、損傷の程度にも寄りますが、通常は3~4週間の期間で修復されます。 修復初期の段階で、損傷部分を動かしてしまったり、筋繊維を引き離す動きをすると修復しようとしている部位が再び炎症が起きます。 場合によっては二次的損傷を起こし、また一から修復をしなおさなければならなくなります。
安静によるデメリット
組織の修復が3~4週間かかりますが、3~4週間絶対安静がよいというわけではありません。 安静にしている(固定をしている)と関節や周りの組織が拘縮してしまい、運動機能の障害を起こしてしまう可能性があります。
現在のリハビリは、なるべく早期に始め、拘縮を予防する傾向にあります。 医療機関では一般的に7~10日間は冷やし、それ以降は温めるとされています。
当院ではリハビリ初期には、筋膜リリースを用いた拘縮した組織を和らげる方法を行い、 早期に運動に復帰したり、日常生活に支障のない生活スタイルが送れるようサポートします。
リハビリ中期は運動法、トレーニング方法を指導します。
リハビリ後期は、様々な運動パターンのトレーニング方法と姿勢の指導を行っていきます。
ケガというのは、筋肉や血管の一部を損傷し、出血したり腫れたりする状態です。
皮膚の外に出ない内出血や血液中の透明な成分の出血も含まれます。
その場合、ケガを最小限にくいとめるために応急処置が必要です。
代表的な応急処置法に「RICE」があります。
これは下に挙げる応急手当ての4つの原則の頭文字をとった言葉です
1、Rest(安静)
ケガした場合は、レッスンを一時中断させ安静にさせてください。大したケガじゃないと判断してそのままヨガを続けていると、怪我をした箇所の周囲の血管が切れ炎症がひどくなる可能性があります。
2、Ice(冷却)
捻挫、肉離れ、靱帯の損傷、打撲、骨折、脱きゅうなどのケガの場合は内出血と腫れが起こります。この内出血と腫れを最小限にくいとめるため、一番有効なのが冷却(アイシング)をすることです。
腫れた後では傷の治りが遅くなってしまうため、怪我をしたら一刻も早く冷やすことが大事です。
コールドスプレーは短時間で表面だけ冷えるので効果が少ないです。
また、アイスノンは簡単に手軽に冷やすことができますが、冷えによる火傷(凍傷)に注意する必要があります。最も良い道具は氷水です。氷水は0°以下には下がりにくいため凍傷のリスクも少ないです。
アイシングの時間は皮膚の感覚がなくなるまで行い、しばらくしてまた皮膚温度が上がってきたらまた冷やす、といったことを繰り返し行います。
3、Compression(圧迫)
包帯を巻くなどして患部を適度に圧迫することで、損傷した組織の細胞液が他の部分に流れ込むのを防ぎ、内出血と腫れをくいとめます。圧迫、冷却(アイシング)は、腫れる前に素早く行うことが必要です。
ただし、圧迫が強過ぎてしまうと却って症状を悪化させることもあるため注意しましょう。
包帯が難しい場合は、腫れてきそうな部分にパッドやスポンジをあてて、伸縮テープやタオルやマジックテープなどで巻くことも方法の一つです。
圧迫の時間は20分~30分程度を目安に行います。一旦患部をみて、再度行います。
4、Elevation(挙上)
ケガをすると、損傷した部分から血液やリンパ液が出て、腫れがおこります。この時、患部を心臓より高い位置に保ってあげると出血量が減り、腫れを抑えることができます。
急性期(炎症期)と慢性期
炎症期の期間は年齢や組織の種類、損傷の程度にも寄りますが、通常は3~4週間の期間で修復されます。
修復初期の段階で、損傷部分を動かしてしまったり、筋繊維を引き離す動きをすると修復しようとしている部位が再び炎症が起きます。
場合によっては二次的損傷を起こし、また一から修復をしなおさなければならなくなります。
安静によるデメリット
組織の修復が3~4週間かかりますが、3~4週間絶対安静がよいというわけではありません。
安静にしている(固定をしている)と関節や周りの組織が拘縮してしまい、運動機能の障害を起こしてしまう可能性があります。
現在のリハビリは、なるべく早期に始め、拘縮を予防する傾向にあります。
医療機関では一般的に7~10日間は冷やし、それ以降は温めるとされています。
当院ではリハビリ初期には、筋膜リリースを用いた拘縮した組織を和らげる方法を行い、
早期に運動に復帰したり、日常生活に支障のない生活スタイルが送れるようサポートします。
リハビリ中期は運動法、トレーニング方法を指導します。
リハビリ後期は、様々な運動パターンのトレーニング方法と姿勢の指導を行っていきます。