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ルーラル鍼灸・マッサージ・整骨院

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医療系雑誌「医道の日本」に院長の施術が掲載されています。

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筋膜リリースなどを取り入れたヘッドマッサージ

高村昌寿(たかむら・まさとし)
ルーラル鍼灸マッサージ整骨院院長



1998年、東海大学工学部卒業。2002年、日本柔道整復専門学校卒業。2005年、日本鍼灸理療専門学校卒業後、翌年から伊豆高原の断食療養施設「やすらぎの里」高原館館長として勤務。2007年、ルーラル鍼灸マッサージ整骨院を開業。WEBサイト「ヨガの解剖学.com」を開設し、経絡YOGA、骨盤ヨガの指導者として全国で講演活動なども行う。2014年には、千葉県香取市にワークショップスペース「ルーラル古民家」をオープンし、運営に当たっている。

■はじめに
 私が行っているヘッドマッサージは、以前勤務していたクリニックで行っていたものがベースになっています。そこに、より効果を出すために筋膜リリース、頭蓋骨の縫合部へのアプローチといったカイロプラクティック的な要素、呼吸というヨガ的な要素をミックスして現在の形になっています。
 このヘッドマッサージでは頭痛に対する効果が顕著でありますが、リラクゼーション的な全身マッサージの一環として行うこともあります。頭痛などの患者さんには鍼治療のあと、ヘッドマッサージに移るという流れで併用しています。

■施術上の注意点
 当たり前のことですが、必ず施術直前には手を洗い、手の臭いに注意します。また、ヘッドマッサージでは施術者と患者さんの顔が近くなるので、施術中は息や唾が患者さんの顔にかからないように、顔を横に向けるかマスクを着用するように心がけます。
 ヘッドマッサージは頭痛への治療効果が高いですが、片頭痛や群発性頭痛のように血流がよくなると症状が増悪するような頭痛の場合は、処方を避けましょう。また、頭皮に炎症が診られる場合も禁忌となります。

■鍼灸との併用について
 冒頭でも述べましたが、頭痛をはじめ、強い眼精疲労、頚肩部の緊張性疼痛の患者さんには、鍼治療を行ったあとにヘッドマッサージを行います。ここでは参考として、上記の疾患に対する鍼治療方法も挙げておきます。
 使用する鍼は寸3-1番のみ。天柱と風池にパルスを行います。リラックスさせたいときは1Hz、強いこりをほぐしたい場合は10Hzとし、10分間施術します(場合によっては2回行います)。次に大後頭神経孔と小後頭神経孔にそれぞれ、ひびくまで横刺し、その後、10分間置鍼します。これらの刺鍼部位の選択は、大後頭神経三叉神経症候群への治療を想定しています。眼の近くを通る、これらの神経を刺激することで眼精疲労などへの効果を狙っています。

■ヘッドマッサージの手順

(1)顔面部・頭部への筋膜リリース
 筋膜は「第二の骨格」とも言われ、頭頂から足先までをネット状の線維で覆っています。この筋膜によって、筋、骨、内臓、神経、血管などの器官を支えています。筋膜は身体の表層から深層まで連続的につながっており、ネットワークを形成しています。硬くなった筋膜を手技で緩めることで、このネットワークを利用して、さまざな疾患を治療していくのが筋膜リリースです。
 筋膜は、膜に強度と形態を与える膠原繊維(コラーゲン)と、膜に形態記憶性と伸張性を与える弾性繊維(エラスチン)からなります。筋膜を引き伸ばした直後は、伸張性のエラスチンが伸び、その状態で90秒以上ホールドしているとコラーゲンが伸びていきます。また、筋膜だけでなく骨膜、神経、血管の膜もコラーゲンが主成分なので、靱帯や関節包も筋膜リリースの手技で緩めることができます。
 私の行っているヘッドマッサージでは、まず鼻根筋、眼輪筋、上唇鼻翼挙筋、前頭筋、咬筋に筋膜リリースを行います。各筋肉とも5秒ほどかけて皮膚を引っ張り 、戻すときはゆっくりと。対象となる筋の深さをイメージして施術すると、適切な力加減になります。なお、いずれの筋も左右両側に対して施術します。
  


【1】施術時は患者の顔に必ずタオルをかける。まぶしさを感じないように、患者の目に当たる部分のタオルは折り返しておくとよい。


【2】鼻根筋への筋膜リリース。母指を重ねて皮膚を頭上方向に引っ張りながら圧をかける。


【3】眼輪筋への筋膜リリース。矢印の方向に皮膚を引く。左右両側とも行う

【4】上唇鼻翼挙筋への筋膜リリース。左手母指で押さえながら、右手示指で皮膚を引く(筋肉が大きい患者には、右手母指で引いてもよい)。不快なことがあったときに口角が上るが、この筋はその働きを担っている。したがって、上唇鼻翼挙筋をほぐすことは感情の解放にもつながる

 
【5】前頭筋への筋膜リリース。両手母指全体を使って、上下に筋肉を引く。あるいは、母指球と小指球を使ってもよい

 
【6】咬筋への筋膜リリース。筋肉が比較的小さい患者には両手母指で、大きい患者には左手母指と右手四指で皮膚を引っ張る


【7】側頭頭頂筋への筋膜リリース。左手母指で頭を軽く押さえながら、右手四指で引く。これまでの筋膜リリースと同じ要領で行う





【8】側頭頭頂筋、前頭筋、後頭部など、頭髪の生えた頭部全体の筋膜をリリースするテクニックとして頭髪をやさしく引く ものもある。イメージとしては「海に放った投網を引っ張る」。円形に広がった部分をつかんだ毛束を中心に引く。 このとき、毛束の近くの頭皮を母指で押さえて痛みを和らげる。もちろん患者に痛みがないか確認する

(2)頭蓋骨縫合部のリリース

当院のヘッドマッサージでは、頭蓋骨の縫合部に注目しています。
ヒトの場合、成人の頭蓋骨は通常28個の骨から構成されており、下顎を除いて、それらはすべて縫合によって相互に連結されています。縫合はほとんど移動することなく、緊密に接合されていますが、ヨガなどの観点によれば、呼吸によって縫合部はわずかに動くといわれています。
患者さんにゆっくり深く呼吸してもらいつつ、縫合部に筋膜リリースの手技を施すことで、頭部をより柔軟な状態にでき、深いリラックスをもたらすことができると考えています。臨床では主に、矢状縫合に施術しています。


【1】矢状縫合へのリリース

(3)線状揉捏
 
筋肉が薄い頭頂部をはじめ、頭部・顔面部の筋を面的にほぐすことで血流をよくし、神経を刺激します。



【1】線状揉捏では、片方の手で頭を軽く押さえ、もう一方の手の母指で矢印方向に「切る」ようなイメージで揉捏していく

(4)頚部アジャスト
 僧帽筋や板状筋など頚部の筋肉と頭部は密接に関連していますので、頚部の筋をほぐすことでヘッドマッサージの効果をより引き出していきます。筋肉は骨に付着しているので、骨の位置を調整すると筋肉がほぐれます。そこで頚椎の牽引および頚部筋のストレッチを行って、手早く頚部をほぐしていきます。


【1】頚部のアジャストに入る前に、胸鎖乳突筋の筋膜リリースを入れる

 
【2】頚部の牽引では、患者の後頭部を抱えながら、5回ほどリズミカルに引く。このとき施術者は両手の合わせた中指、両母指の3点で患者の頭を固定する



【3】最後に頚部のストレッチを行う。左手で患者の肩を押さえ、右手で患者の頭を持ち上げて頚部筋を伸ばす。このとき右手は患者の後頭部を抱えているが、持ち上げる際に小指側から手首を返すようにすると頚部筋が十分に伸びる


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